貧乏を脱却する7つの習慣

今回は、私たちの人生に深く関わる「お金」について考えていきましょう。皆さんは貧乏だと感じていませんか?実はほとんどの人が、無意識のうちに「貧乏」を引き寄せる習慣を持っているのです。そこで本日は、なぜか99%の人がやり続ける「貧乏まっしぐらの習慣」を7つ紹介し、その対策を示していきます。

1. 収入が上がればお金が貯まると思い込む

多くの人は「給料が上がればお金が貯まる」と考えがちですが、それは間違いです。日本人の実質賃金は長年上がっていないにもかかわらず、収入が低い人のほうが貯蓄率が高いことが分かっています。

お金が貯まるかどうかは、収入ではなく支出次第なのです。収入が上がっても無駄な支出を控えられなければ、結局お金は残りません。収入アップよりも、まず支出を見直すことが重要です。

2. 不健康な生活で自分資本が暴落する

健康は本来お金をかけずに手に入れられるはずですが、多くの人が不健康で肥満になりがちです。その理由は、お金の有無よりも健康意識の低さにあります。

健康的な食事や運動は格安か無料でできますが、思考が停止するとそうした健康習慣が後手に回ってしまいます。健康を損ねれば医療費が嵩み、将来の人生資本を蝕むことになります。

3. 無意味で逆効果な節約をする

節約は大切ですが、時と場合によっては逆効果になることもあります。健康やタイムコストを犠牲にする節約は本末転倒です。また、長期的な視点に欠けると、安物買いの銭失いになりかねません。

賢い節約とは、削るべきものとそうでないものを明確に分ける「メリハリ」が重要です。むしろ節約しないほうが得策な場合もあり、柔軟な発想が必要不可欠です。

4. 借金という意識のない借金に溺れる

多額の住宅ローンや消費者金融の借金は避けるべきですが、クレジットカードの支払い残高といった小さな借金でさえ、私たちの幸福を損ないます。借金は常に返済のプレッシャーとなり、精神的ストレスを高めてしまうのです。

お金に余裕がなくても、借金に頼らずに収支のバランスを保つことが肝心です。小さな借金でさえ、幸福度を下げてしまう存在であることを認識しましょう。

5. 無意識に集中投資をしている

資産を一つのものに集中させてしまうと、リスクが高まります。預金をしていれば日本円に集中投資していることになり、不動産を持てば住宅に集中してしまいます。

オールインワンで資産を集中させるのではなく、現金、株式、外貨、不動産などに分散することが賢明です。バランスの取れたポートフォリオを保つことで、リスクを最小限に抑えることができます。

6. 知らない間に情報弱者になる

インターネットの時代、情報は無料で簡単に手に入ります。しかし、情報格差は拡大しています。アルゴリズムに支配されてパッシブに情報を摂取するか、能動的に情報を探し出すかの違いがあるのです。

お金の問題ではなく、主体性と行動力の違いが情報格差を生んでいます。常に学び続け、自ら情報を収集する習慣を持つことが、豊かさへの第一歩となります。

7. 他人と自分を比べる

「私は貧乏だ」と感じるのは、他人と比較してしまうためです。絶対的な貧困ではなく、相対的な貧困感にすぎません。他人と比べなければ、今ある環境で十分に満足できるはずです。

人と比べる習慣を捨て、自分自身の人生に満足することこそ、本当の豊かさにつながります。周りを気にするあまり、幸福を見失わないよう気をつけましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。お金の有無よりも、私たちの「心の持ちよう」が本当の豊かさを左右していることがおわかりいただけたと思います。

お金は大切ですが、健康や心の豊かさなくしては本当の意味での富にはなり得ません。無駄な支出を控え、健康的な生活を心がけ、積極的に自己投資をすること。そして何よりも、他人と比べることなく、今ある環境に感謝する心を忘れずにいることが重要なのです。

これらの習慣さえ身に付ければ、決して「貧乏」にはなりません。今一度、自分の生活スタイルを見直し、本当の豊かさを手に入れる一歩を踏み出しましょう。

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