忙しい毎日を送るビジネスパーソンの皆さん、こんにちは。「時間が足りない」「やりたいことができない」そんな悩みを抱えていませんか?実は、あなたの24時間を2倍に増やす魔法のような方法があります。それは、帰宅後のナイトルーティンを見直すことなのです。
今回は、元獣医師で現在はYouTuberとしても成功している著者の経験と、実際にナイトルーティンで人生を変えた筆者の体験を基に、24時間を2倍にするナイトルーティンの作り方をご紹介します。
なぜナイトルーティンが重要なのか?
多くの人は、仕事から帰宅後、疲れ果ててベッドに倒れ込み、翌朝はアラームで嫌々起きる…そんな日々を繰り返しています。しかし、この帰宅後の時間こそが、人生を大きく変える可能性を秘めているのです。
著者のルハンビさんは、獣医師として忙しい日々を送りながらも、帰宅後のルーティンを見直すことで、24時間が2倍になったと言います。その結果、YouTuberとしても成功を収めることができました。
筆者自身も、帰宅後ルーティンを活用してブラック企業からホワイト企業への転職を成功させ、さらには副業としてYouTubeを始め、5年以上続けています。このように、帰宅後の時間を有効活用することで、人生を大きく変えることができるのです。
それでは、24時間を2倍にするナイトルーティンを作るための5つのコツをご紹介しましょう。
1. とことん自己中な目標を設定する
ナイトルーティンを成功させる第一歩は、目標設定です。ここで重要なのは、「とことん自己中な目標」を立てることです。
避けるべき目標設定
- 他人目線の目標:「人に言ったら笑われるかな」「この目標なら反対されないだろう」など、周囲の目を気にしすぎた目標
- 復讐目的の目標:「ひどい目に遭わされたから見返したい」といった負の感情から生まれた目標
- コンプレックスを解消するための目標:「学生時代モテなかったから」など、自己否定から生まれた目標
これらのネガティブな感情から生まれた目標は、一時的には行動の原動力になるかもしれません。しかし、長期的にはあなたの人生をネガティブな方向に導いてしまう危険性があります。
理想的な目標設定
理想的な目標は、あなた自身が心から望むものです。「親や友人に言われたから」ではなく、「自分がやりたいから」という強い思いが込められた目標を立てましょう。
例えば:
- 「毎日30分、好きな小説を読む時間を作る」
- 「週3回、新しい料理にチャレンジする」
- 「1ヶ月で5曲、ギターの弾き語りをマスターする」
これらの目標は、他人の目を気にせず、純粋に自分自身のためになるものです。
2. 完璧主義よりズボラ主義を貫く
ナイトルーティンを続ける上で大切なのは、完璧を求めすぎないことです。むしろ、自分に甘くすることが成功の鍵となります。
なぜ甘くすべきか?
多くの人は、素晴らしいナイトルーティンを思いついても、完璧を追い求めすぎるあまり、結局続かなくなってしまいます。ナイトルーティンにおいて最悪の事態は、「続かないこと」なのです。
ズボラ主義の実践方法
例えば、「毎日5km走る」という目標を立てたものの、初日は1kmも走れなかったとしましょう。この時、完璧主義者なら「自分はダメだ」と落ち込んでしまうかもしれません。
しかし、ズボラ主義では次のように考えます:
- 自分を責めない
- ルールを柔軟に変更する
- とにかく続けることを最優先にする
この場合、「明日からは毎日ウォーキングをする」というように、ルールを変更してしまいましょう。クオリティを落としてでも、継続することが何よりも大切なのです。
ルーティン開始のタイミング
ここで重要なポイントがあります。ナイトルーティンは、やる気と体力が満ち溢れている日に始めないことです。なぜなら、そんな日は稀だからです。
多くのビジネスパーソンは、帰宅時にはすでに疲れ切っています。そんな現実的な状況で始められるルーティンこそ、長続きするのです。気合いと体力が十分にある日にスタートしたルーティンは、普段の疲れた状態では続けられない可能性が高いのです。
3. 1時間ごとにチャットで自分に報告する
ナイトルーティンを効果的に作るためには、自分の行動を客観的に把握することが重要です。そのための簡単な方法が、1時間ごとに自分の行動をチャットで記録することです。
なぜ行動記録が重要なのか?
多くの人は、行動計画を立てることに注力しがちです。しかし、本当に重要なのは行動記録なのです。なぜなら、私たちは気づかないうちに大量の時間を無駄にしていることが多いからです。
例えば:
- LINEでの無意味なやりとり
- SNSでの際限ない動画視聴
- テレビを何となくつけっぱなしにする
これらの「時間の垂れ流し」は、合計するとかなりの量になります。行動記録をつけることで、こうした無駄な時間使いに気づき、改善することができるのです。
実践方法
行動記録をつけるのは面倒に感じるかもしれません。しかし、スマートフォンのメッセージアプリを使えば、簡単に実践できます。例えば、LINEの「キープ」機能を使って、自分自身にメッセージを送る方法があります。
毎時間、次のような簡単な記録をつけてみましょう:
- 21:00 帰宅、シャワー
- 22:00 夕食、テレビ視聴
- 23:00 SNSチェック、YouTubeでアニメ視聴
このように記録することで、自分の時間の使い方が可視化され、改善点が明確になります。
4. 時間を完全に固定する
ナイトルーティンを成功させるための次のステップは、時間を完全に固定することです。これは、プレッシャーを感じさせるためではなく、むしろ楽をするためです。
なぜ時間を固定するのか?
人間は決断する際に最もエネルギーを使います。「今日は何時から始めようか」「何分くらいやろうかな」といった選択を毎日迫られると、それだけで疲れてしまい、結果的にルーティンを先延ばしにしてしまいがちです。
時間固定の実践方法
例えば、次のように完全に時間を決めてしまいましょう:
- 毎日21:00から本を30分読む
- 5分休憩
- さらに30分読書
- 5分休憩
- 最後に30分読書
このように、開始時間、作業時間、休憩時間、セット数まで全て決めてしまうのです。
場所も固定する
さらに、個人的におすすめなのは、場所も固定することです。「今日はリビングで、明日は近くのカフェで」というように場所を変えると、それだけで小さな決断を強いられることになります。
「毎日21:00、自宅の作業机の前で」というように、時間と場所を完全に固定することで、余計な思考力を使わず、自動的にルーティンに取り組めるようになります。
5. もったいないで続けるな
最後に重要なのは、「もったいない」精神で無理にルーティンを続けないことです。これは一見、矛盾しているように聞こえるかもしれません。しかし、長期的な成功のためには、時には「やめる勇気」も必要なのです。
やめるべき時
ナイトルーティンを続けるかどうかの判断基準は非常にシンプルです:自分が楽しめているかどうか。
もし、ルーティンが全く楽しくなく、純粋に苦痛でしかないのであれば、それを続けること自体が時間の無駄になってしまいます。そんな時は、思い切ってやめてしまいましょう。
注意点:後のびする楽しさ
ただし、全てのルーティンがすぐに楽しくなるわけではありません。例えば、運動や瞑想、資格勉強などは、最初は苦しくても、続けることで徐々に楽しくなっていくタイプのものです。
これらの「後のびする楽しさ」を持つルーティンに関しては、ある程度の我慢が必要です。ここでも、先ほど紹介した「ズボラ精神」が役立ちます。完璧を求めず、グダグダでも良いので続けることで、やがて楽しさを感じられるようになるのです。
まとめ
24時間を2倍にするナイトルーティンを作るための5つのコツを紹介しました:
- とことん自己中な目標を設定する
- 完璧主義よりズボラ主義を貫く
- 1時間ごとにチャットで自分に報告する
- 時間を完全に固定する
- もったいないで続けるな
これらのコツを活用して、あなたも人生を変えるナイトルーティンを始めてみませんか?
感想
この動画の内容を要約し、ブログ記事として再構成してみて、改めてナイトルーティンの重要性と、それを成功させるためのポイントの奥深さを感じました。
特に印象的だったのは、「ズボラ主義」の考え方です。完璧を求めすぎず、自分に甘くすることで継続できるという発想は、多くの人にとって新鮮で、かつ実践しやすいものだと思います。
また、「もったいないで続けるな」という考え方も興味深いです。ついつい始めたことを無理に続けようとしてしまいがちですが、時にはやめる勇気を持つことも大切だということを学びました。
この記事を通じて、読者の皆さんが自分に合ったナイトルーティンを見つけ、より充実した人生を送るきっかけになれば嬉しいです。自分自身も、これらのコツを参考に、より効果的なナイトルーティンを構築していきたいと思います。